IS12SHレビュー

IS12SHトップ先日携帯をAndroid搭載のIS12SHに変更しました。
以前から変更しようとは思っていましたが、購入しようと思っていたIS04の不具合話の多さに夏モデル発売まで待っていました。

29日に夏モデルのIS12SHが発売になり、発売前からdocomo版であるSH12Cが高評価だったので、発売日に購入しました。
まだ購入して数日しか経っていませんが、不具合っぽい不具合は一回も起きていません。
この機種がAndroid携帯1台目のため、あまりAndroidに慣れていないため操作にとまどうことはありますがなかなかいい機種だと思います。



サイズ【サイズ】
タッチパネルディスプレイが4.2インチのため、なかなか大きいです。
iPod touch(3.5インチタッチパネル)と比較しても大型ですね。
厚さもiPod touchより厚いため、この携帯をいじってからiPod touchを触るとかなり小さく感じます。
手のサイズにもよると思いますが、私の場合操作しにくいということはあまりなく、むしろiPod touchが小さいと思うくらいです。


【タッチパネル】
タッチパネルは少しiPod touchと比べると精度が低い気がします。
キャリブレーションはできますが、それでも精度が低いときがあるので使いにくいときがあります。
AndroidはiOSより表示が小さいです。
標準のブラウザもiPod touchと表示の仕方を比較したところiPod touchの方が大きく表示されていました。
タッチパネルの精度が低く、表示も小さいとミスタッチはそれなりに多いですね。
IS12SHを使った後にiPod touchを使うとよくわかります。

【高速CPU】
Snapdragon MSM8655T 1.4GHz搭載ですがQuadrantのベンチマーク結果は大体1500前後です。
IS04もOSアップデートで1400前後が出る様になったみたいなのでそこまで高速ではないかもしれません。
Android携帯1台目なので、他の機種との比較はできませんが、普段iPod touchを使っているせいか体感的にはまだまだ遅いですね。

ツインカメラ【ツインカメラ】
3D写真が撮れるツインカメラです。
それぞれ800万画素で、解像度はなかなか高いです。
解像度はコンパクトデジカメ並ですが、センサーが小さいためノイズは多く載ります。
2D撮影時のオプションは
・インカメラ切り替え
・個人/ペット検出
・セルフタイマー
・撮影サイズ
・フォーカス設定
・シャッター設定
・ISO感度
・画質
・ホワイトバランス
・明るさ調整
・手ぶれ補正
と豊富でコンパクトデジカメ並ですね。
ISO感度まであったのにはびっくりしました。
ちなみに2D写真を撮る時に使用するのは本体上側(写真右側)のカメラです。


3D撮影はなかなか面白いですが、面白い程度だと思います。
3D対応機器でしか表示3D表示できないですし、今auの携帯で表示できるのはIS12SHとIS11SHくらいですしね。
3Dで撮影した場合画角(映る範囲)は狭くなり、写真の形式はMPOファイルになります。
このファイルには右の画像を左の画像がそれぞれ入っているファイルだそうです。
拡張子をjpgに変更すると普通にPCでも見られますが、見られるのは片方の画像だけです。

【3Dディスプレイ】
正直おまけだと思います。
昔あったホログラムカードみたいな感じです。
3Dといえばそうですが、まだ発展途上な感じですね。
Youtube3Dなんていうのも標準で入っていますが、最初見て面白いっていうくらいであまり使っていません。
使い道は自分で撮影した3D写真を見るくらいですかね。
IS11SHは3D撮影できないのになぜ3D液晶になったのか不思議です。

バッテリエリア【microSDカード】
microSDのスロットは電池の横についていて上段がmicroSDスロット・下段がau ICカードになっています。
microSDカードは普通の携帯みたいに電源が入っている状態で抜くのは構造上不可能です。
Android自体はアンマウントすれば電源が入ったままmicroSDを交換できるので、ちょっと不便ですね。
付属のmicroSDカードの型番はSD-C02Gでした。
型番的にこれかと思いますが、Amazonのは日本製で付属してきた方は台湾製なので違うかもしれません。


【音質】
音楽の音質はプレーヤーにPowerAMPを使っていますが悪くないと思います。
オーディオプレーヤーとして十分使えると思います。
ただ、バッテリがあまりもたないので他の機器で音楽を聴いた方がいいかもしれません。
携帯電話の電池切れは困りますからね。
私の場合ははバッテリの問題と普段使っている音源がFLACのため容量が結構必要なのでRockBoxをインストールしてあるiPod 5.5Gを使っています。
通話音質はあまり意識したことがないですが、悪くないと思います。
聞き取りにくいといったことはほとんどありません。
IS12SH同士の通話でも全然聞き取りにくいということがなかったので、マイクもスピーカーも悪くないと思います。

【ソフトウェアキーボード】
今は標準でついているソフトウェアキーボードを使っていますが、可もなく不可もなくって感じです。
いつもiPod touchのキーボードを使っていたのでそれの癖のためやや押し間違いはありますが、慣れれば問題ないと思います。
キーボードの問題ではないかもしれませんが、mixiなどに投稿するとき絵文字が使えないですね。メールで投稿すれば使えると思いますがメール投稿できない機能は不便かもしれません。

【ガラケー機能】
赤外線やお財布携帯などの機能はなかなか便利です。
iPhoneの友人とアドレス帳の交換をしたときは不便だと思ったので赤外線搭載モデルにしましたが、やはりあった方がいいですね。
お財布携帯はまだスマートフォンに対応していないところがいくつかあります。
私の使用しているところはすべて使えたので、問題ないですが、変更するまえに確認していた方がいいかもしれませんね。

【Android OS】
さすがにiOSと比較するとまだもっさりしている感じがありますね。
AndroidのアプリがJAVAだって言うのもあると思いますが、レスポンスではiOSにはまだ敵わない感じです。
ただ、iOSのよくないところをいろいろ取り込んでいる様なところが多々ありますね。
例えばウェブブラウザ。
iPod touchのブラウザはなぜか「戻る」や「タブの切り替え」で毎回更新します。
なぜこういう仕様になっているのかわかりませんが、iPod touchなんで家でページを表示しておいて外で表示しようとした時に更新され、ネットに接続されていませんと表示されるのは結構不便です。
Androidでは更新されないので高速で表示されて便利ですね。
あとUSBストレージ。
AndroidではSDカード内にデータをフツーにコピーできるのでUSBストレージとしても使用できます。
iOSはmicroSD非対応なんで内部ストレージですがUSBストレージ機能がないです。
ちなみにIS12SHのAndroidのバージョンは2.3.3です。

バッテリ【バッテリ・充電】
バッテリはこれです。
PULLと書いてあるフィルムが付いていますが、横のツメを引っ張ればフィルムを使わなくても外せます。
容量は1240mAhです。持ちは悪いです。
朝に100%充電していてもずっと使っていると昼前に電池切れなんてことは当たり前にあります。
充電機や予備バッテリは必需品だと思います。
私はエネループモバイルブースターを前からもっているのでそれを使って充電しています。
一つ注意なのは充電専用ケーブルでないとエネループやPCから充電できません。
私はmicroUSBケーブルを持っていなかったので機種変更をしたときに一緒にau純正のACアダプタとケーブルのセットを購入しましたが、そのケーブルでモバイルブースターを接続しても充電できませんでした。
翌日ヨドバシで充電専用に切り替え可能なケーブルを購入したところ充電できました。
追記
PCからはauの充電機に付属のケーブルで充電できました。
エネループ(KBC-L2A)では専用ケーブルが必要な様です。



アップデート【携帯アップデート】
購入した7/1に1回携帯アップデート機能が表示されたのは気になるところです。


【ケース】
ラスタバナナ製のケースだけ、ツインカメラの間を保護してくれる様になっていたので、これを購入しました。
ケースが肉厚なため、ボタンがやや押しにくくなりましたが、ケースを付けた方が安心感がありますね。

【まとめ】
ハードウェア的にはステレオカメラであったり3D対応で4.2インチのタッチパネルであったり1.4GHzのCPUであったりauの中では最高クラスのスマホだと思います。
ソフトウェア的にはAndroid2.3.3はiOSと比較するとすこし微妙なところもありますが、iOSのこうならよかったのにってところが良くなっているので、それぞれいい所もありどっちがいいとは言いにくい状態ですね。
今のauのスマホは結構出来が悪いものが多く、IS04の出来の悪いメーラーがau標準のメーラーになろうとしているのに対し、出来がよく、独自開発したメーラーを使用している機種はかなり優秀な機種だと思います。

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